子育てはいつになったら楽になるの?と思いますよね。
私も、第一子の息子が赤ちゃんの頃はそう思ったことが何度もありました。
今の辛さが永遠に続く気がして余計に辛かったなぁ・・
でも!
必ず楽になる!人それぞれだけど絶対楽になる日が来る!
と私は声を大にして言いたい!
今日は、まさに今子育てがつらくて暗いトンネルの中で先が見えず座り込んでしまってるママ達に、少しでも立ち上がる勇気を持ってもらえたらと思って書いてみたいと思います。
うちの子たちの小さかったころ
うちは歳の差9歳の兄妹。
息子が9歳の時に娘が生まれました。
また一から育児のやり直し。
この時点で私に子育てが楽になった認識は全くありませんでした。
でも今思うと、私が新生児の世話で昼夜関係なく過ごすことが出来ていたのは、何より息子が自分のことはほとんど自分でしてくれていたからなのです。
私がフォローすることも多々ありましたが、息子のいいところは失敗しても間違えても気にしないし、前向きなところ。
時間割を毎日書くのは面倒くさい。
じゃあ書かないでも学校に忘れ物をしないで行くためにはどうしたらいいか?(それまでは私が一緒に時間割をしていました)
息子なりに知恵を絞った結果、彼は毎日全教科ランドセルに入れて登下校していまし(;^ω^)
重くて大変じゃない?一緒に時間割しようか?と聞いてみたことがあるのですが
「大丈夫大丈夫」
とまったく気にしてないどころか、そんな発想をした自分を誇らしく思ってるようでした。
そんな息子だったので、私はかなり助けられてきたんだと思います。
幼稚園に入るまでの大変さ
新生児期の大変さはもう言うまでもありません。
睡眠時間、母乳やミルク問題、夜泣き、初めての病気、月齢と発達問題・・・悩みは尽きない。
お母さんたちは言葉の通じない赤ちゃん相手の過酷な日々を過ごします。
乳幼児期に入って多少新生児期よりマシになった部分も多少は出ではくるけど、今度は新たな悩みの種が生まれます。
離乳食、おむつとトイレなどは、お母さんを悩ませる大きな追加項目です。
そしてずーっと通してお母さんたちを精神的に追い詰めるのが、一人の時間がない!
これです。
お風呂はともかくトイレまでついてきますよね(;^ω^)
幼稚園に入ってからの大変さ
入った当初は慣れるまで色々大変ですが、確実に一人でいる時間が持てるようになります
(((o(*゚▽゚*)o)))
初めて息子を送り出したあと、自宅に戻った時の何とも言えない感情は今もおぼえてますよ。
最初のころはあっという間に帰ってくるのですが(-_-;)
そして幼稚園に入ることで、新たな悩みも生まれます。
幼稚園の行事、役員問題、お弁当、ママ友関係、子供の友達関係、先生との関係・・・
この辺まで読んでお気づきの方もいらっしゃると思いますが、子育てって、悩んでた問題がクリアしていっても、次々と新たな悩みが発生してくるんですΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
悩みってわりと一時的なものが多くて、必ず出口がある。
でもそこを抜けても、また目の前に次のトンネルがある・・・
その繰り返し。
まるで山の中を通ってる高速道路状態です(´;ω;`)
だから今の悩みにばかり囚われてるともったいない。どうせ悩みは尽きないなら楽しいことに目を向けてみよう!
じゃあ小学校に入ったら???
幼稚園とはガラッと変わる小学校。
ワーママさんたちには大きな問題が発生します
小1の壁と呼ばれてるやつです。
小学校は幼稚園・保育園のように子供に対して手厚くはありません。
登下校、放課後、長期休み・・・ご両親とも会社勤めで両実家も頼れない場合、特にお子さんが低学年のうちは働き方を考え直さなくてはならなくなります。
実際私の友達も何人か、入学と同時に専業主婦になりました。
そして小学校ではますます友達関係が広がるのに伴って悩みも増えます。
幼稚園と違って子供の向こうにいる親の顔が見えにくいのでとても厄介です。
勉強が始まるので成績にヤキモキさせられるし、担任との相性もいろいろ・・・
一人の時間が増えても、精神的な面までフリーになることはなかなか難しいのです。
3~4年くらいでやっと!!
うちが今ここです(/・ω・)/
娘が、ちょうど娘が生まれたころの、息子の年齢になりました。
そして私は最近「楽になったなー」としみじみ思っているわけです。
必死に背負っていた娘が背中から降りて、一緒に歩き始めたって感じです。
「楽になったなぁ」と気づいたきっかけは
- お風呂に一人でのんびり気のすむまで入ることができる。
- 学校がお休みの日朝寝できる
- 自分のことを考える余裕ができた
こんなことが大きいです。
早く楽になるためにできることはなにか?
私が今回この記事を書くにあたって、過去の育児を思い出しながらまとめていて気付いたことがあります。
それは
小さいころから子供に考えて行動する癖をつけさせる
このことが大事、ということ。
子供が自ら考え行動できるようにするためには?
- 過干渉をやめる
- 一緒に考えてやり、どうしたいのかを見つけさせる
過干渉とは”甘やかし”と同じようなことで、そのことについてはぜひ前回の記事https://shiratama07.com/amaetoamayakashiを参考にしてみてください。
子どもは何でも自分でやりたがります。
もちろん下手くそだし小さい頃はできなくて当たり前です。
それでもまずは本人の気が済むまでやらせてみる。
困ってるようだったら、どうしたらいいかを一緒に考える。
そしてできれば結論は子供に出させる。
この繰り返ししかありません。
私も汚されるのが嫌だとか時間がかかるとかで、私がやってしまうことも多々ありました。
そうすると子供は、自分じゃできない、間違って叱られる、汚して怒られる・・・
そう思ってしまって、結局自分一人でいろんなことが判断できないまま成長してしまうのです。
私の知り合いのお子さんは、高校生になってもかばんをあけて、「お母さん、持ち物これでいいかな?」と聞いてきたそうです。
そのお母さんはその瞬間、育て方間違えた(´;ω;`)と凹んだといってました。
私のこれからの子育てについてはどうなのか?
娘はまだ小学校3年生。
息子を見てきた経験では、今後も交友関係、成績などなどたくさんの悩みが生じてくるはずです。
一度息子で経験しているとはいえ、私もいつまた出口の見えないトンネルに迷い込むかわかりません。
でも小さい頃とは違うことがあります。
それは子供が一緒に歩いてくれてること。
それまでは、子供を抱っこしたりおんぶしたりして通ってきたトンネル。
でもこの先は子供と一緒に手をつないで、笑ったりおしゃべりしたり走ったりしながら進めるようになるのです。
分かれ道に来たら「どっちに行きたい?」と相談できる。
こんな心強いことはないですよね。
そのうち娘は私より前を歩きだし「おかあさん、こっちこっち!!」と手招きしてくれるんじゃないかと思います。
息子はもう一人でトンネルに入ってて、困ったときには電話してくる感じですね。
子育てが楽になる日はかならず来るから安心して今を楽しんだほうがいい
今、小さな赤ちゃんを抱えていろんなトンネルの中で不安に押しつぶされそうになってるお母さん!
出口はありますよ!!
いつか、今抱いてるお子さんと手をつないでトンネルを歩ける日が一日も早く来るために
- 子供を信じてあげること
- やりたいことはどんどんやらせてたくさん失敗させること
- 子供が自分で考えて行動できるようにすること
全部全部じゃなくていいんです。
できる範囲でいいんです。
私もそんなにうまく育てられたわけではないし、どちらかといえば過干渉気味な母親です。
それでもそのことを心掛けながら育てて、9歳くらいで二人とも「楽になった」のです。
もっと早く感じる人もいるだろうし、逆にもっと時間のかかる人もいると思います。
でも18の息子を見てて思うのは、心配したらきりがない。
というか親なので、子どものことはいつまでも心配ですよね。
ただ、子供を信頼できるかどうか、そこがとても大事だと思うのです。
子どもを信頼する。
もちろん子供も親を信頼している。
その状態になるために大事なのが、さっき書いた3つだと思うのです。
トンネルの出口は今は見えなくても、必ずあります。
前を向くと出口が見えないことで不安になるなら、足元だけ見てひたすら進んだらいい。
絶対たどり着きます!!!
だから、不安に思ってばかりじゃ今がもったいない。
どうか、今の、目の前のお子さんの可愛いところ愛おしいところを存分に楽しんでください。
イライラも喧嘩も、全部思い出になります。自分の今も、可能な範囲でいいので楽しめるといいですね。
それから、最後の最後にお父さんたちへ。
出来ることならトンネルをお父さんも一緒に歩いてほしいんです。
ほんとなら交代で子供を抱っこしてほしいけど、いろんな事情で無理なら足元を照らしてあげるだけでもいい。
そばにいて声をかけるだけでもいい。
お母さんを決して一人ぼっちにしないであげてほしいのです。
そしたらいつか、三人で手をつないで笑いながらどんなトンネルも歩いて行けます。
もうどんなトンネルも怖いものなしですよね!