こんにちは、しらたまです。
好き嫌いがすごく多いアラフィフ主婦です(~_~;)
小さい頃はもっと偏食家で、これでも今はマシになった方。
今日は、お子さんが離乳食を食べない( ; ; )とか、好き嫌いが多くて作っても食べてくれない( ; ; )とかお悩みの方達に、少しでも気が楽になってもらえたらと思って書いてみようとおもいます。
好き嫌いの多い私の幼少期
私は三姉妹ですが、三姉妹それぞれ好きなもの嫌いなものがバラバラで、その上で毎晩晩酌をする祖父と父、昔の料理を好む祖母の食生活を一手に引き受けていた母。
どんなに大変だったろう。
しかも正社員として働いていましたから。
子どもを持って初めて思いがおよび、ひたすら尊敬しています。
決して裕福な家庭ではありませんでしたが、母はいつも必ずみんなが食べられるものを用意してくれました。
でも基本は、食べられないものは無理に食べなくていいよってスタンスでした。
なので小さい頃から私も姉妹も「残さず食べなさい!」と叱られた記憶はありません。
父もそうでした。
「いらないのか?じゃあお父さんが食べるぞ!」と嬉しそうに私の分を食べてくれてました。
子どものいらないものを、自分の分で子どもたちの好きなものに取り替えてくれることもありました。
これはほんと嬉しかった。
でもさすがに給食の時は我慢して食べました。
当時はとにかく全部食べるまでお昼休みには入れない時代でしたから(T_T)
でも食べたからって好きになることはなかったし、むしろますます嫌いになることの方が多かった気がします。
大人になってから
そんな風に親に育てられた私は、偏食家のまま大人になりました。
社会人になり、仕事の付き合いで食事に行ったりするとすごく困りました。
1つや2つの好き嫌いならまだ可愛げもあるのですが、あれもこれも…なんて、恥ずかしいんです。
なので、お酒で流し込むように食べてましたね。
でもそれで親を恨んだことはありません。
お母さんの料理は美味しかった記憶しかありません。
私は子どもの好き嫌いにどう接したか
こんな風に育てられたからでしょうか。
私は子どもが好き嫌いを言ってもそんなに腹が立つこともないし、食べないならいいや、作る手間が省けちゃうよ~。
なんて親孝行な子〜♪くらいに思っています。
我が家の子は2人とも小学校低学年くらいまでは、ひたすらふりかけご飯とお味噌汁で生きてきた感じです。
離乳食はほぼお粥だったかな(・_・;
息子が赤ちゃんの時は初めての育児だったので、本を見て手の込んだ離乳食を作ったり作り置きの冷凍を用意しましたが、どれも食べずに撃沈してました。
もう、作るだけ私のストレスです。
「こんなにやったのに」という思いがある分怒り増々でした。
なので娘のときは・・・
いや、息子の離乳食後半からは手抜きでした。
適当に取り分けて、食べたがるものをメインに食べさせました。
ベビーフードもよく活用してました。
幼稚園の頃はお弁当だったのですが、好きなものしか入れませんでした。
だって、1人で頑張って過ごしている幼稚園。
おうちを感じられるお弁当に嫌いなものが入ってたら…私だったら超ショック(>_<)
やっぱり開けた時、嬉しくなっちゃうようなわくわくするようなお弁当がいいじゃないですか!
完食して、子どもに「全部食べられた!」と思ってほしいじゃないですか!
大人だってそうですよね。
毎日おかずが代り映えしないので、似たようなお弁当になってしまうのはカップやバランの色合いや形を変えてごまかしてましたよ。
そして小学校に入り給食が始まったらどうするんだろう?
とちょっと心配しましたが、とりあえず自分で考えて解決してるようです。
今は昔のように無理強いして食べさせることはないみたいで。
娘の場合、どうしても納豆がダメなのですが、先生に申し出て納豆は食べなくてもすんでるようです。
娘はあまりにも食べられなものが多いのも恥ずかしいらしいので、とりあえずいやいや口にしてみるらしいです。
意外そしたら意外とと美味しかった!とか、どうしてもまずかったけどなんとか食べたとかを教えてくれるんですよね。
その中から今後の自宅の夕食に追加できるメニューや食材をチェック。
あと献立表が配布されたら、どうしても食べられないものがある日はいつか、苦手なものがある日はいつかをチェックして対策協議しています^^;
- どうしても無理なもの→先生に申告してどうするか相談する
- 苦手なもの→同じ日のメニューの中で、これと一緒に食べたら食べられるんじゃないか?というものを探す
偏食家の息子の現在(18歳)
息子の方が娘よりもっと偏食家でした。
このまま大人になるのか?と思っていたら、高校に入った頃突然、いろんなものを食べてみようと思い始めた、と言ってとりあえず食わず嫌い卒業宣言をしましたよ。
偏食家だったことで何か大きな弊害があったかどうか、それはわかりません。
なんでも食べる方が明らかに健康な子に育つのかもしれませんが、そういう子はなんでも食べられるんです。
なんでも美味しく感じられるんです。
でも食べたくない子もいるんです。
食べられないんです。
めっちゃ嫌なんです。
今は代替になる栄養素はたくさんありますよね。
どうしても納豆を食べろ!と私は娘には言いません。
そんなことで娘が辛い思いをする方が嫌です。
ただ、なんでも美味しく食べられる方が人生楽しいことが多くなるよ、ということだけは伝えています。
離乳食を食べてくれない…好き嫌いが多くて作ったもの残される…
ただでさえ子どものお世話でクタクタ、考えることだって山ほどで頭もクタクタ、家事もほぼ1人でこなしてクタクタ、更には仕事もしてクタクタ…
食事くらい美味しいものを、好きな物を家族で笑顔で食べるのがいいと思います。
萩原光さんと同じく、私が育児をする上で心の支えになった本を書かれた佐々木正美さんという方の名言の中に
「好きなものを作ってもらえると子どもは自分は大切にされているんだと感じます。偏食を気にするあまり子どもがイヤがっていることを無理やり従わせようとがんばっていませんか。偏食を直そうとするのは一生懸命やってはいけないことのひとつです。」
引用元:Twitter佐々木正美さん名言集より
という言葉もあります。
頑張らなくていいんですよ!!!
肩の荷が降りる感じしませんか?
好き嫌いのない夫の話
余談ですが、わが家の夫はとにかく好き嫌いや文句を言わず出されたものは全部食べなさい!というスパルタ家庭で育ちました。
義母は栄養があると言われる物を食事に取り入れるのが好きで、健康志向で、美味しいより栄養満点であることを重視する人です。
なので、「子供が大好きなチャーハン作るわね」と言ってもその中に微塵切りの人参や玉ねぎ
シソなどいろんな野菜が入るから、子供たちにとっては微妙…
ただ、夫はその教育方針のおかげ?で多少味が微妙なものでも、めっちゃ食べられる人間になってます。
夫を見ているとそれはそれである意味幸せだなと思います。
どんなものでも美味しく食べられるんですから(~_~;)
ただそれで夫がものすごく健康体かというと全くそんなことはなく、どちらかと言えば病弱だし、体力も免疫力もない方です( ; ; )
血液検査の数値も、頑張ってウォーキングしてる夫より全然運動してない私のほうが断然正常値。
そんな訳でこんな感じで2人を育ててきた私は、子どもの好き嫌いにそんなにうるさくならなくても神経質にならなくてもいい!
お父さん、お母さんの笑顔と楽しい食卓その方が子どもにとってよっぽど大切だと思っています。
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